迷走続き たばこ規制の本質と欺瞞<3>

公開日:

 全国飲食業生活衛生同業組合連合会(全飲連)に寄せられた会員からの声で目立つのが「原則屋内禁煙(喫煙専用室設置可)」という規制についてのものだ。

 これに対し、さまざまな角度から意見が出ている。まずは、経営への影響を懸念する声から紹介しよう。

「喫煙専用室を設置することが現実的に難しいお店もたくさんあると思います。うちもそうです。事実上、全面禁煙とせざるを得ない。厳しすぎです。喫煙可の対象施設の見直し、面積条件を緩和すべきです」

「都内で経営しているものです。多様なお客さまのニーズにお応えするために、日々努力しています。各店の実情も知らずに、条例で規制することは経営の自由を奪うことです。断固反対です」

 補償を求める意見もある。

「もし屋内全面禁煙となった場合、うちでは喫煙専用室の設置はできません。禁煙とせざるを得ません。屋外については、区で路上喫煙禁止となっております。たばこをお吸いになるお客さまへは“中でも外でもたばこが吸えません。うちには来ないでください”と言えばいいのでしょうか。お客さまが減少し、売り上げが減少したら、都は補償してくれるのでしょうか。迷惑以外の何物でもありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  2. 2

    売り込みは好調も…河野景子“豪邸ローン2億円”の逼迫台所

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作

  5. 5

    「ストライクが入らない」フランスアは高知で泣いていた

  6. 6

    小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想

  7. 7

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  8. 8

    首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン

  9. 9

    “第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判

  10. 10

    日ハム吉田輝星が明かす 根尾からの刺激と痛感した実力差

もっと見る