迷走続き たばこ規制の本質と欺瞞<2>

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国の都の二重規制への疑問と危惧

 9月に小池知事が「東京都受動喫煙防止条例の基本的な考え方」を明らかにした直後、全国飲食業生活衛生同業組合連合会(全飲連)が団体としての意見を表明した。これまで都の受動喫煙防止に向けた取り組みに賛同し、協力してきた全飲連にとって都の考え方は到底受け入れられるものではなかった。

 2015年にまとめられた検討会の「議論のまとめ」(提言)では、取り組みの効果や国の動向を踏まえ2018年までに条例化について検討を行うとされていた。それなのに一気呵成に条例化に突き進む小池知事の姿勢に、全飲連は「都下約1万人の組合員は非常に困惑しております」「基本的な考え方で示す対策は、業界の実情とこれまでの自主的な取り組みを無視した規制内容であり、断固反対です」と反発。慎重な議論を行うよう求めている。

 全飲連は意見表明の一方で、サイトに会員から寄せられた多くの声を公表した。日々、客と接しながら受動喫煙防止対策に取り組んできた事業者たちはどんな思いを寄せたのだろうか。

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