著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

“異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

公開日: 更新日:

悠仁さま東大挑戦に黄信号がともった」と話すのは個別指導塾の経営者。推薦入試対策を柱のひとつに位置づけ、状況の把握に努めてきた。東大推薦合格を目指す悠仁さまの動向も注視している。

「東大は一般入試で大学入学共通テストを重視する方針を発表。推薦入試にも少なからず影響を与えそうな雲行きです」

 東大の一般入試では2次試験に臨む志願者を共通テストで足切りしている。その人数をさらに増やすことにしたのだ。文科一~三類はそれぞれ倍率が3倍を超えると足切りしていたが、25年度はそのボーダーラインが各2.5倍に。理科一類2.5→2.3倍、理二は3.5→3倍、理三だけは3倍で変わらない。この結果、2次試験に進める受験生は約1000人減ることになる。

「合格ラインにいる受験生は足切りされるケースはほとんどなく、2次試験のことだけ考えておけばよかった。だが、今後は共通テストを軽く見るわけにはいかなくなった」

 その流れが推薦入試にも及ぶと、この塾経営者は見ている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも