元大使・天木直人氏「中東の不条理は武力では解決できない」

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 レバノンにもパレスチナ人がいるのですが、彼らと話すとみな一様に、「いま自分たちに核兵器があったら、ためらいなくテルアビブに撃ち込み、イスラエルをやっつける」と言う。「そんなことはするな」と言うと、「おまえらにそんな権利はない。誰も俺たちを止められない」と。積年の差別に対し、米国が「これまでの行動は間違っていた」と謝罪するなど世界があっと驚くようなことをしないと、ちょっとやそっとでは彼らの恨みは晴らせないと思う。だからISに対しても、まずは米国が空爆を止めて「話し合おうじゃないか」と働きかける。いくら話が通じない相手だといっても、これ以上軍事的な攻撃を強めても、問題が悪化するばかりなのは自明です。

――パリのテロの前日(12日)、レバノンの首都ベイルートで2件の自爆テロが相次ぎ、43人が死亡、239人以上が負傷しました。こちらもISの犯行とされていますが、パリと比べほとんど報道されていません。

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