大阪桐蔭の右腕・森陽樹は最速153キロ、身長190㎝の怪物候補…「伸び悩み」経て再評価へ

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森陽樹(大阪桐蔭 投手・右投げ右打ち)

 7月24日の大阪大会準々決勝、大阪偕星学園戦に先発し、9回3安打12奪三振で1-0の完封勝利。

 2年生だった昨夏、大阪大会決勝の東海大仰星戦で15奪三振1失点。チームを春夏連続出場に導いたものの、新チーム結成後の昨秋は、近畿大会初戦でまさかの敗退。今春のセンバツ出場を逃した。

「まず角度のあるスピードボールがいい。変化球はカットボールやフォークを得意としていて、カーブもブレーキが利いている。ただ、1年時から少し伸び悩んでいる。腕の振りに柔らかさがなくなっているのが心配」としていたパのスカウトは「この夏は腕の振りも良くなって直球が走っている」と再評価しているという。

 190センチの長身から投げ下ろす最速153キロの直球が武器。宮崎・聖心ウルスラ学園聡明中時代に軟式球で143キロをマークし、一躍有名になった。鳴り物入りで入学した直後から「怪物候補」として注目を集めてきた。

「この高校に来た以上は、日本一にならないといけない。もっと注目されてプロ野球選手になりたい」と話していた。大阪大会決勝で敗れ、最後の夏も甲子園に届かなかったが、小学生の時に書いた夢「ドラ1競合」は現実になるか。

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