• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「ブラック オア ホワイト」浅田次郎著

「私」は、再会した大学時代の友人・都築君が住む高級マンションで、かつて商社マンとして世界中を駆け回っていた彼の話に耳を傾ける。バブルの頃、商談のため滞在したスイスのホテルで眠れなくなった彼が硬い枕を所望すると、執事が白と黒、2つの枕を持参して「ブラック オア ホワイト?」と問うた。

 白い枕を選び、最高の夢を見た彼が、翌日、黒い枕を使用すると、同じ設定なのにまったく結末が異なる夢を見る。休暇先のパラオや新規事業のため滞在した北京など、各地で見た啓示に満ちた夢に都築君は次第に現実生活を侵食されていく。

 一商社員の夢を通して近代日本を描く長編。(新潮社 1500円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  3. 3

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  4. 4

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  5. 5

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  6. 6

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

  7. 7

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  8. 8

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  9. 9

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  10. 10

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

もっと見る