「認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?」長尾和宏氏

公開日: 更新日:

 認知症治療薬の代名詞として知られ、発売から15年が過ぎたアリセプト。

 しかし、この薬の服用をやめるだけで、驚くほど症状がよくなるケースがあることをご存じだろうか。

「アリセプトは非常によい薬で、認知症治療薬としてけっして否定されるものではありません。問題は、その使用量です。アリセプトは脳内のアセチルコリンを増やす薬であり、認知機能の維持に効果を発揮する一方、人によっては歩行障害やパーキンソン症状が表れたり、暴力や暴言が起こることもあるんです」

 そのため、個々の患者の状態を見ながら、薬の量を調整することが不可欠であると長尾医師は言う。しかし、日本における認知症治療の実態はまったく違っている。

 現在、保険が適用される認知症治療薬にはアリセプトの他にレミニールやメマリー、イクセロンパッチなどがあるが、これらの薬には増量規定が定められているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤマダ電機の軍門に下るも赤字脱却ならず提携1年後に退任

  2. 2

    長瀬智也「俺の家の話」クドカンが描く介護問題に賛否両論

  3. 3

    脚本に酷評続々「ウチ彼」…唯一救いは岡田健史の存在感

  4. 4

    西田敏行「俺の家の話」車椅子姿の裏にある満身創痍の覚悟

  5. 5

    小池知事「全国知事会コロナ対策会議」5回連続欠席のナゼ

  6. 6

    苛烈な親子喧嘩…勝久氏が久美子氏に叩きつけた“果たし状”

  7. 7

    日本の民主主義にとって百害あって一利なしの内閣広報官

  8. 8

    「重要なのは人柄」社員に説得され重い腰を上げた創業者

  9. 9

    コワモテ菅長男は陽キャ…令和おじさんモノマネが鉄板ネタ

  10. 10

    「給付金は一律支給を」困っているのは低所得者も中間層も同じ

もっと見る

人気キーワード