「魂が震えます」 柴咲コウ“大河漬け”の1年に意気込み

公開日: 更新日:

「殿」というニックネームがハマる女優はそうはいない。2017年1月8日からスタートするNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の撮影現場。周囲は主演の柴咲コウ(35)を親しみを込めてそう呼んでいるとか。

 初大河にして初主演の大役だが、気負う様子はない。座長としての意気込みを尋ねると、「私はスネ夫タイプ」と意外な答えが返ってきた。

「普段の私は〈自分についてこい!〉と大声で先導して場をまとめるより、ボスの横で〈そうだ、そうだ!〉と相づちを打っているほうが性に合っているんです。でも、今回はさすがにそれは通用しない。自然なコミュニケーションを少しずつ培っていって、最終的にチーム感や団結力が生まれたらいいなと思っています」

 17年は年女だ。仕事だけでなく女性としても、過渡期に差しかかる。

「この作品や役のことを考えると、魂が震えます。向き合う期間は3カ月でもなく6カ月でもなく、1年超えの長丁場。自分の人生を大きく変える年になるような気がしているので。努力なんて報われないと言う人もいますが、自分や物事ときちんと向き合っていれば、これからもあらゆるご縁や機会に恵まれると信じています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁