大学生の7割が経験 不当な“ブラックバイト”消えないワケ

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 学生が学業に支障が出るほど働かされる「ブラックバイト」問題が深刻化している。NPOや弁護士がつくる市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」の調査によれば、バイト経験のある大学生約2500人のうち、「希望していないシフトに入れられた」「残業代不払い」など“不当”な扱いを受けたのは、約7割に上ることが分かった。

 これほど人手不足が騒がれ、売り手市場とされているのだから、ブラックバイト問題など消滅しておかしくないのに、なぜ問題は続いているのか。人事コンサルタントの常見陽平氏は言う。

「バイトする学生自体は減っていると聞きます。ですが、バイトせざるを得ない学生の切実度が増している印象です。求人は多いけど『家から通える』『授業のない日にできる』など条件が合うバイトは見つけにくい。結局、ブラックバイトをせざるを得ないケースが多いようです。そもそも、求人が多いのはブラック化が指摘される飲食など、一部の業種に偏っている。辞めて他に移っても、同じブラックな労働環境という場合も少なくないのです」

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