VWと提携解消ですっきりも スズキに立ちふさがる多くの壁

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「喉の小骨が取れてすっきりした」――。フォルクスワーゲン(VW)との提携が解消し、スズキの鈴木修会長は顔をほころばせた。

 2010年にVWと資本・業務提携を結んだが、同社がスズキへの経営支配を強めようとしていることを警戒して解消を模索。このほど国際仲裁裁判所がVWが保有するスズキ株(19.9%)を売却すべきと決定した。スズキ側の買い戻し価格は4600億円に上るとみられている。

 気になるのはスズキの今後。小骨が取れて順風満帆といくのか。「早めに次の提携先を見つけないと厳しい」とは経済ジャーナリストの大山功男氏だ。

「スズキはインドで45%のシェアを誇り、東欧での販売拡大を狙うなど経営は好調です。しかし電気自動車と燃料電池車に向かっている自動車業界で生き残るには、年に5000億~7000億円の研究開発費が必要。この金額をスズキが独自に負担するのは厳しい。国内の自動車メーカーか、ディーゼルエンジンの供給を受けているフィアット・クライスラーなどと提携しないと、置いてきぼりを食ってしまいます。ただ、フィアットが株の買い戻し価格4600億円を出せるかは難しいところです」

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