原田曜平氏が語る 18歳選挙世代が一丸となれば未来変わる
10日に投開票される参院選から選挙権が20歳から18歳に引き下げられる。それに伴い選挙権を得る新たな有権者は計240万人。全有権者の2%だが、この世代の政治参加は社会にどんな変化をもたらすのか。「18歳選挙世代は日本を変えるか」(ポプラ新書)の著者で、情報番組「ZIP!」などでも活躍中のコメンテーター原田曜平氏に話を聞いた。
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よく「若者の政治離れ」が話題になりますが、今の若者は大学進学率が約50%で、そのうち半分の学生が返済義務のある奨学金をもらいながら学生生活を送っています。
経済的に厳しい世代であることは間違いない。こうした世代が有権者になることで、アメリカにおけるサンダースのように、最低賃金のアップや返済義務のない奨学金の創設など若者向けの政策を打ち出す候補者も増えてくればより身近に政治を感じるようになるでしょう。