異例の開放か? ヤンキースタジアムでサッカーMLS開幕戦
写真はヤンキースタジアムでサッカーが行われているシーン。サッカーの米プロリーグMLSに参入したニューヨーク・シティーが15日、ヤンキースタジアムでホームの開幕戦を行い、10年W杯得点王のスペイン代表FWビジャ(33)の得点などでニューイングランドに2対0で快勝した。
ニューヨーク・シティーはヤンキースやイギリスのマンチェスター・シティーのオーナーグループが保有するチームで、10月までホームの試合はヤンキースタジアムで行う。
米国ではいま、MLSが大人気。この日も4万3507人が球場に押し寄せた。米球界ナンバーワンの人気球団であるヤンキースも、サッカーが商売になるとソロバンをはじいているのだ。
ヤンキースの故ジョージ・スタインブレナー・オーナーは、「ルースが建てた家」と呼ばれた本拠地をめったやたらに野球以外のスポーツやコンサートには開放しないことで有名だった。1990年に地元ブロンクス出身のビリー・ジョエルがコンサートをやったときはニュースになったほど。いまは代替わりもしたし、背に腹は代えられない事情もあるに違いない。