「行動しながら考えよう」島岡要著

公開日: 更新日:

 計画は立てているが自信がないなどから、行動に移せない人がいる。その原因は行動する前に考え過ぎるからだが、残念ながらどんなに考えても未来を高い精度で予測することはできない。ならば、まず小さな一歩を踏み出そう。するとそこで新しい出会いや発見がある。問題が生じれば解決しながら計画の修正をしていけばいい。それを繰り返すことで、結果的に目的を達成すると著者は言う。

 また年齢を重ねてから新しいことに挑戦するのには勇気がいるが、実はコツがある。40代以降は自分で知識を身に付けることに腐心するのではなく、まずその分野に関係するパートナーを見つけるといい。その人とよい人間関係が結べれば、そのエッセンスを学ぶことができ、自分で一から学ぶより断然効率がいいからだ。その後、独自で新しいことを行動に移せば、結果は出たも同然だ。

 ほかにネガティブ感情の活用方法、戦略的楽観主義者への道など、若手研究者に向けて書かれた本だが、サラリーマンも大いに参考になる。問題解決術の指南書。(羊土社 2400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    6億円FAが補欠かも…巨人炭谷の正捕手を阻む小林の“鬼肩”

  2. 2

    安倍首相またウソ “自衛官の息子涙目”逸話には元ネタあり

  3. 3

    官邸文書申し入れ問題 記者イジメなぜ内閣記者会ダンマリ

  4. 4

    もし“キャンプ番長”斎藤佑樹の指導者が栗山監督以外なら…

  5. 5

    夏の甲子園準Vの日本文理野球部で…窃盗事件もみ消し疑惑

  6. 6

    自民・田畑毅氏離党か…永田町で飛び交う“女性醜聞”の中身

  7. 7

    ゲレーロ濃厚も…巨人の“超大穴”左翼を他球団が密かに警戒

  8. 8

    まるで残尿内閣…統計不正キーマン“チョロ出し”の時間稼ぎ

  9. 9

    日本初「事業再生支援会社」の着手案件が次々と破綻危機

  10. 10

    乙武さんがハーフ美女と再婚へ 日刊ゲンダイもデート目撃

もっと見る