「老いを楽しむ人生の言葉」和田秀樹著

公開日: 更新日:

「老いを楽しむ人生の言葉」和田秀樹著

 人に嫌われると、介護が必要になっても周囲の人に助けてもらえないのではないか。そう考えて、周囲と仲良くしなくてはとする人が多いが、介護保険制度があるので誰でも公的介護が受けられる。「嫌われてもいい」と開き直ることができる時代なのだ。自分を押し殺して生きてきた人は思ったことを口に出す練習をしよう。

 人生を愉快に過ごすには「いつもの自分のままで大丈夫」と自分を肯定すること。コンサートや豪華ランチなどで、週3回、自分へのご褒美を準備しよう。予定を手帳などにメモしておくと、嫌なことがあっても「明日はご褒美デー」と思えば気分が上がる。

 精神科医が老後を楽しく暮らすためにアドバイス。

(Gakken 1485円)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い