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牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

(11)立川流Bコースの隆盛は、伝統芸能としての落語を担う直弟子たちに苦い現実を突きつけることになった

公開日: 更新日:

「さきほど小刻みであった身体の震えが大きくなっている」

立川談四楼(C)日刊ゲンダイ

 落語立川流の独立は、落語協会に残った面々にも影響を残した。分裂の傷は浅くなかった──。

  ◇  ◇  ◇

「修業とは矛盾に耐えることである」

 談志は弟子たちにそう言った。この言葉は立川談春や志らくの著作に度々出てくるが、談志自身が修業時代に言われた言葉でも… 

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