43万台もあるのに利用率4% 「AED」はどう使えばいい?

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 駅や学校などでよく見かけるAED(自動体外式除細動器)。心停止状態の心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻す機器だ。全国に約43万台も設置されているが、心停止が目撃された人のうち、実際に使われたケースは4%もない。数の割に普及しているとは言えないのが実情だ。

 とある休日のフットサル場。チームメートが突然“ウッ”と胸を押さえて倒れ込んだ。慌ててかけ寄ってみると、すでに息をしていない――。

「誰か、早く救急車!」

 だが、119番通報してから救急隊員が到着するまでの平均時間は、8.3分(全国平均=12年)。それからAEDを使っても9分ほどが経過しており、救命の可能性は10%ほど。もし施設に備え付けられているAEDを仲間が使って蘇生措置を行っていれば、助かる可能性は高まる。1分以内に使用すれば90%、同2分で80%……と、救命率は1分ごとに10%ずつ下がっていく。

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