怪談をどう伝えるか 稲川淳二さん「死の地帯」から教わる

公開日: 更新日:

「死の地帯」(ラインホルト・メスナー著)

稲川淳二さん(C)日刊ゲンダイ

 私、怪談で生活するようになるとは、思っていませんでした、本当に。テレビに出るとも思っていませんでした。

 もともとの職業は工業デザイナーですからね。東京の高校から専門学校へ行って、その後、親友に誘われて静岡の浜名湖で舘山寺マリーナとかあれこれデザインしました。

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