河合敦さん 金八先生が尊敬する竜馬の本を読み始めたら…

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 人生を変えた一冊、ですか。となると、「竜馬がゆく」しかないですね。

 初めて手にしたのは、高2の秋ごろ。当時、小田急線の町田駅の近くに久美堂という本屋があって、普段はめったに入らない本屋にたまたま入った。文庫のコーナーに、平積みになった文庫が並んでいて、近づいてみると、「竜馬がゆく」でした。8巻がズラリと並び、「これが武田さん憧れの竜馬か」と、ピンときました。

 実は私、中学時代にテレビで放送していた“金八先生”の大ファン。もちろん、主役は武田鉄矢さんです。少し話がそれますが、あのころ、私が通う中学が校内暴力で荒れてましてね。先生たちはツッパリの相手で精いっぱいで僕らを構ってくれない。ところが、“金八先生”は、あらゆる生徒にいつも本気で接してくれる人だった――。それで、“なんて凄い人だろう”と。

 ドラマの影響を受けて、“自分も先生になろう”と思っていたほど。そのドラマの中で、金八先生が尊敬してやまない人物が、竜馬でした。

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