それ、デートDVを受けてない? 束縛や避妊なし…日常に潜む8つのパターン

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コクハク

身体的暴力だけじゃない! デートDVの実態8つ

 交際相手から受ける暴力のことをデートDVといいますが、その暴力の中には精神的な暴力や性的な暴力なども含まれます。しかし、それがデートDVだと気づかず交際を続けている女性は少なくないようです。あなたも彼からデートDVを受けていませんか?

 彼に依存していたり、デートDVを「彼なりの愛情表現だ」とポジティブに捉えたりする女性は、離れるきっかけをなかなか掴めません。デートDVの実態と自身の状況が一致するなら別れも視野に入れてみてくださいね。

1. 暴言を吐かれる

「デブ」「ブス」などの暴言は、女性に精神的な苦痛を味わわせているため立派なデートDVです。

「おまえなんかが俺に意見するな」なんて言葉も同類。彼はあなたを見下しているといえます。

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2. 過度に束縛される

「他の男と一切話すな」「肌が見える服は着るな」と過度な束縛をされていませんか?

 彼からの愛情だと受け取る人もいますが、あなたの自由や交友関係を奪っている行為ですから、デートDVである認識を持ちましょう。

3. 避妊してくれない・強要される
 セックス時に避妊してくれなかったり、セックスを強要されたりするのもデートDVです。

 許可なく性的な写真や動画を撮ったり、メッセージで送らせたりする行為も含まれます。

4. 脅される

「別れるなんて言ったら死ぬ」「今すぐ来てくれないなら浮気する」と、女性を脅して自分の意見を通そうとする男性がいますが、これもまたデートDV。

 そのまま彼の言いなりになっていると、要求がエスカレートしたり別れられなくなったりするおそれがあります。

5. 無視される
 彼の言うことを聞かないと無視されたり、返信が少し遅くなっただけでしばらく音信不通にされたりしていませんか? 無視は「俺、機嫌悪いよ」「どうしてくれるの?」という無言の圧力ですから、頻繁にされるようならデートDVだと判断しましょう。

6. 恐怖心を与えられる

 直接的な暴力がなくても「大声で怒鳴る」「近くの物を破壊する」など、相手に恐怖心を与える行為もデートDVに当てはまります。

 相手に「NO」と言わせないように、あるいは自分に従うように仕向けている行為です。

7. 金銭的な負担を強いられる

 毎回デートでかかる費用をあなたがもっていたり、「これ買ってくれるよね?」とプレゼントを強要されたりするのもデートDV。場合によっては都合のいい女として利用されている可能性もあります。

8. 指示される
 支配欲や独占欲が強い男性は、「LINEのアイコンをツーショットにして」「SNSで付き合っていることをアピールして」と指示をしがちです。ただこれもデートDVの一種。あなたの交友関係を狭めようとしています。

「愛されてる」と勘違いしないように

 これらの行為を「愛されてる」と捉える女性が一定数いますが、彼と結婚すればモラハラに悩んだり自由のない生活に疲れたりする可能性が高いといえるでしょう。

 デートDVをする彼は、あなたを愛しているのではなく自分の欲望や感情を優先しているだけ。あなたを尊重してくれる男性、あなたを大切にしてくれる男性を見つけたほうがよいかもしれません。



(恋バナ調査隊/ライター女子部)

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