英国で珍事発生!盗まれた車にソックリの車を購入したら…「盗まれた車」そのものだった

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 こんな偶然が起きるなんて! 英中部ソリハルに住むイワン・バレンタインさん(36)は今年2月、愛車の「ホンダ・シビックタイプR」を盗まれた。カーマニアの間でカルト的人気がある車で、イワンさんも深い愛着を持っていた。

 そこでイワンさんは保険会社から支払いを受けると、同じ2016年製のシビックタイプRを探し始めた。その結果、色、年式など「ほぼ同一」の車を発見。ナンバープレートと車両識別番号が愛車とは違っていたので、疑うことなく2万ポンド(約380万円)でその車を購入した。

「ほぼ同じ車をゲットしたぜ!」と最初は大喜びだったイワンさんは、この車(写真=本人のインスタグラムから)に奇妙な点があることに気がついた。トランクの中に自分のものと思われるテントのペグ1本と、クリスマスツリーの松の葉があったり、カーナビにイワンさんの自宅、両親の家などの履歴が保存されていたのだ。

「これ、『ほぼ同じ』じゃなくて盗まれた車そのものじゃん!」と確信したイワンさんは、地元のホンダの正規販売店に確認を依頼。その結果、まさに全く別の車にクローニングされた盗難車であることが判明した。

 この事件、今のところ車を盗んだ犯人のまる得。イワンさんが支払った2万ポンドの返金や、保険会社との最終的な決着についての詳細は、現時点では不明だ。

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