「60%」柴田祐紀著

公開日: 更新日:

「60%」柴田祐紀著

 仙台を拠点にする新興ヤクザ田臥組の若頭・柴崎は、男も惚れるような美しい顔立ちとは裏腹に、その飛びぬけた頭脳と冷酷さで、ほかの勢力の追随を許さず、仙台の裏社会を牛耳っている。

 柴崎は手なずけた暴力団対策課の刑事・高峰を使って、飲酒運転で仕事も家族も失った元銀行員の後藤を、自ら立ち上げた投資コンサルティング会社「60%」に迎え入れる。中国マフィアと組んで薬物売買を担当していた田臥組の舎弟頭・粕谷も、後藤の上司として配置される。60%は田臥組が稼ぎ出したアングラマネーを洗浄して、海外に送金する機関として使われる。設立から半年後のある早朝、粕谷はCEOに祭り上げられ、業務を一任した後藤から呼び出される。

 第26回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した長編ノワール。

(光文社 814円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    中道・小川淳也代表“オガジュン構文”の破壊力は期待以上? 代表質問で「暮らしを『支えて』」×5回炸裂

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    高市独裁政権に立ちはだかる「新・参院のドン」石井準一幹事長の壁

  5. 5

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  1. 6

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 7

    侍Jリリーフ陣崩壊で揺らぐ屋台骨…現場で高まる「平良海馬を再招集すべき」の声

  3. 8

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 9

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

  5. 10

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言