逆ギレ前科あり小林会長は「都合よく選手を利用し、突き放す」…不倫騒動で対応のまずさ際立つ

公開日: 更新日:

 文春報道で発覚したキャディーと複数の女子プロとの不倫トラブル。ファンを驚かせたスキャンダルからすでに1カ月以上経つが、日本女子プロゴルフ協会の対応のまずさが際立っている。

 小林浩美会長は開幕戦の会場で、「協会としてはプライベートな問題なので必要がない限り関与しない。しかし、事情を確認し、必要となれば調査を行い、対応することを検討したい」(3月5日)と手短なコメントを発表したが、その後も対応は変わらない。

 2027年3月までの会長続投が決まった定時社員総会後の記者会見(3月17日)では、「総会の内容にお答えすることはございません」「協会として(不倫報道を)事実確認中なので、回答は控えさせていただきます。プライベートに関わることですから、公表できる内容も限られている。公表できる時期になりましたら、公表も検討する」と、一連の騒動や理事の不適切発言に関する記者からの質問にも真摯に答えなかった。

 総会後は問題発言の当事者である福本佳世理事の姿はなかった。

 今季のツアーはすでに6試合を消化したが、協会からは文春報道に関する情報発信が一切なく、「調査している形跡もない」(関係者)という声もある。世間が忘れるのを待っているかのようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然