逆ギレ前科あり小林会長は「都合よく選手を利用し、突き放す」…不倫騒動で対応のまずさ際立つ

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 文春報道で発覚したキャディーと複数の女子プロとの不倫トラブル。ファンを驚かせたスキャンダルからすでに1カ月以上経つが、日本女子プロゴルフ協会の対応のまずさが際立っている。

 小林浩美会長は開幕戦の会場で、「協会としてはプライベートな問題なので必要がない限り関与しない。しかし、事情を確認し、必要となれば調査を行い、対応することを検討したい」(3月5日)と手短なコメントを発表したが、その後も対応は変わらない。

 2027年3月までの会長続投が決まった定時社員総会後の記者会見(3月17日)では、「総会の内容にお答えすることはございません」「協会として(不倫報道を)事実確認中なので、回答は控えさせていただきます。プライベートに関わることですから、公表できる内容も限られている。公表できる時期になりましたら、公表も検討する」と、一連の騒動や理事の不適切発言に関する記者からの質問にも真摯に答えなかった。

 総会後は問題発言の当事者である福本佳世理事の姿はなかった。

 今季のツアーはすでに6試合を消化したが、協会からは文春報道に関する情報発信が一切なく、「調査している形跡もない」(関係者)という声もある。世間が忘れるのを待っているかのようだ。

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