連休中に注意したい「4つの健康リスク」…楽しさで気が緩みがち

公開日: 更新日:

 ゴールデンウイークは楽しい連休だが、生活習慣が乱れやすい時期でもある。遅い就寝や長時間の睡眠、昼夜逆転の生活が続くことで、体重の増加や血糖値の変動が起こる危険がある。さらに、今年は気温が高くなる予報もあり、糖尿病患者や予備群は健康リスクに警戒が必要だ。糖尿病専門医「しんクリニック」(東京・蒲田)の院長、辛浩基氏に話を聞いた。

■生活リズムの乱れと過食

 連休中に生活リズムが大きく乱れると、運動不足や過食の悪循環に陥る可能性がある。

「健康的な生活を維持できる人もいますが、寝不足を補おうとして昼まで寝る人も少なくありません。夕方になると会食し、夜遅くまで飲酒。翌日も昼過ぎまで寝てしまう。こうした習慣が続くことで、過剰なカロリー摂取と運動不足が組み合わさり、血糖値の悪化を招きます」

 英国バース大学の研究では、1週間カロリー過多の食事をした健常者を2つのグループに分け、一方は運動なし、もう一方は毎日45分のウオーキングを実施。その結果、運動しなかったグループは血糖値が上昇し、中性脂肪の増加が確認された。一方、ウオーキングを行ったグループは血糖値が改善されたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?