皇室が国に寄贈した美術品は約9800点! 11月3日全面開館「皇居三の丸尚蔵館」のすごい収蔵品
11月3日は文化の日だが、今年はその日、「皇居三の丸尚蔵館」がオープンすることになっている。
皇居の東御苑には誰もが立ち入ることができるが、皇居三の丸尚蔵館はそのなかにある。昭和天皇が亡くなった後、皇室に伝わった美術品は、遺族である現在の上皇や、香淳皇后から国に寄贈され、それを収蔵するために1992年に「三の丸尚蔵館」がオープンした。
寄贈されたのは、たとえ皇室であっても相続税がかかるからで、美術品が物納された。その後、96年には、昭和天皇の弟である秩父宮家から、2001年には香淳皇后の遺品が、さらに、05年には高松宮家から、14年には三笠宮家から寄贈されている。
昭和天皇が亡くなった後の寄贈品は3180件で約9800点にも及んでいた。それがさらに増えたわけで、収蔵庫と展示室を拡充するために、今回の改築となった。一部は、2023年に開館していたが、今回、全面会館となったのである。
皇室に伝わっている美術品のなかには、寄贈されず、現在でも皇室の私有財産になっているものがある。それが「御物(ぎょぶつ)」であり、そこには何より、三種の神器など宮中祭祀で用いられるものが含まれる。


















