「子ども受動喫煙防止条例案」成立へ

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 子どものいる部屋などでの禁煙を求める条例案が、わずか1時間半程度の審議だけで成立する見通しとなった。

 都民ファーストの会(都民F)、公明、民進が共同提出した「子どもを受動喫煙から守る条例」だ。3日の厚生委員会で継続審査を求める動議が否決され、条例案は可決された。5日の本会議で可決、成立する見通し。

 きのうの同委員会。提案した都民Fの都議が早期制定を訴えた後、自民都議が反対意見を表明。私的空間への法の介入を問題視した上で「10日間の意見公募、1日の審議はあまりに拙速」「都民の目線で検討する必要がある」と主張したが、賛成多数で可決された。

 罰則のない啓発条例とはいえ、行政の家庭内介入、私権制限に踏み込んだ条例が十分な審議のないまま「数の力」で簡単に制定されてしまえば、悪しき前例となる。メディアが小池知事の動向ばかりを注目しているうちに、都政は都民不在のまま危うい方向に進んでいる。

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