米コネティカットで2羽のハゲワシがベロンベロンに…泥酔したワケは?

公開日: 更新日:

 米国でお騒がせなハゲワシ2羽が話題になっている。

 コネティカット州キリングワースで先日、2羽の黒いハゲワシが瀕死の状態で発見された。ゴミ捨て場の近くで、平衡感覚を完全に失い、歩くことも飛ぶこともできず、そのうち意識を失ってしまった。

 このまま死んでしまうのでは……と心配した発見者は当局に通報。動物救護センター「ア・プレース・コールド・ホープ(希望と呼ばれる場所=APCH)」の専門家らがあれこれ検査したところ、血中アルコール濃度が異様に高いことが判明した。つまり、2羽はベロンベロンに泥酔し、意識を失っていたというわけ。

 ゴミ捨て場には、果物の缶詰がまだ中身が入った状態で放置されていた。暖かい気候で、それがアルコール発酵し、ハゲワシが大喜びで食べた結果、泥酔状態になってしまった可能性が高いという。

 APCHの職員は9日、フェイスブックに写真や動画を投稿。「2羽は水分をたっぷりとって、ひと晩寝て、朝ご飯をたっぷり食べたら回復しました」とコメント。動画には2羽が元気よく林に飛んでいく姿が映っている。

 投稿には、このおかしな状況に関するジョークや2羽の回復を喜ぶ声が寄せられている。「大笑いしたけど、本当は笑える状況ではないよね」との声も。ワシも酔っぱらうんですね。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった