維新現職国会議員からのセクハラを女性区議が告発…ヤバい体質またまた露呈で分裂に追い打ち

公開日: 更新日:

 日本維新の会に新たな火種だ。東京都総支部「東京維新の会」所属の鈴木妃呂子・大田区議(52)が12日、維新現職の国会議員から「セクハラ」を、同僚の区議から「パワハラ」をそれぞれ受けたとして、都内で“告発会見”を開いた。

 彼女は、昨年4月の大田区議選で初当選。その直後から「覚えのないことで呼び出され、同僚区議4人に囲まれ高圧的な態度で怒鳴られた」「駅前の街宣中に先輩区議に怒鳴られ、その場で号泣してしまった」などと、度重なるパワハラ被害を訴えた。

 昨年夏ごろには「東京維新の会のお祝いの席で、同会所属の現職国会議員に、一瞬ではなく長い時間、おしりを触られた」と告白。また、都内の地方議員からは「一昨年から、挨拶のように胸をトンと触られたり、街宣車の上でおしりをしつこく触られる」こともあったという。会見では、弁護士と協議した結果として、おのおのの議員の実名は明かさなかった。

 こうしたハラスメント被害で心労が重なったことで、徐々に議員活動に支障を来すようになったといい、今年6月には適応障害と診断された。質疑応答の途中、セクハラ被害について質問されると過呼吸を起こしてしまい、会見は打ち切られた。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…