W杯男子ジャンプ 小林潤志郎が失速6位「冷静に滑れず」
若手のエース格が、また表彰台を逃した。
ノルディックスキーのW杯男子ジャンプ(オーストリア・インスブルック)は4日、伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦(ヒルサイズ130メートル)を行い、予選1位通過の小林潤志郎(26)が123メートル、121.5メートルの合計239.4点で6位に終わった。
小林は2回目を飛び終えた時点で暫定2位に立ったが、優勝したストッフ(ポーランド)ら4人に抜かれ、今季2度目の表彰台には立てなかった。
ジャンプ台が雨にぬれた影響もあって助走が乱れたそうで「冷静に滑ることができなかった。雨や雪は好きじゃない」と悔しそうな表情を見せた。
今季は11月の開幕戦(ポーランド)での初優勝を含め、ここまで出場8試合で全て10位以内に入り総合5位。4戦で争うジャンプ週間は1戦を残して総合3位につけている。
小林は「自分的には満足。これを続けていければ表彰台に上がれると思う」と話したが、肝心の平昌五輪では結果を残せるか。