日本ハム新庄監督 続投のウラに都内での極秘会談…フロント、親会社から「ノー」の声は一切なし
「辞めていただく理由はない。我々は続けていただきたいと思っているが、ご本人が決める話」
日本ハムの井川伸久オーナーがこう言ったのは9月17日のこと。
その前後だった。オーナーを含めた日本ハムの親会社の幹部や球団フロントの幹部が都内で、新庄監督(53)の去就に関して話し合ったという。語るのは球団OB。
「2022年から指揮を執り、1、2年目は最下位。昨季は2位に躍進して迎えた今季は5月3日に首位に立つと、単独首位で折り返し。優勝して当然なのにできなかった。奇をてらった采配や選手起用が裏目に出たと責任を問う声が上がりそうなものだが、フロントや親会社からノーの声は一切、聞こえなかったとか。親会社や球団の幹部は最下位チームを立て直し、優勝を争う戦力に引き上げた手腕を評価したといいます。今季はフロントの一部やコーチからも、『新庄監督を男にしたい』という声が出たほど。ファンの大半も新庄監督を支持しているらしい。続投が決まったということは、本人が来季も指揮を執ることを決意したのでしょう」