次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致
「来年ももちろん、阿部監督で立て直してもらうということです」
巨人の山口寿一オーナー(68)が17日、都内のホテルで行われたオーナー会議後、阿部慎之助監督(46)の来季続投を明言した。今季は3年契約2年目だった。
2019年に現役を引退した阿部監督は、二軍監督、一軍ヘッド兼バッテリーコーチを経て、23年10月に一軍監督に就任。1年目の昨季は、前年の4位から4年ぶりのリーグ優勝に導いた。
しかし、今季は主砲・岡本和真(29)の故障による長期離脱や、エース戸郷翔征(25)の不振などもあり、65勝65敗3分けで3位と苦戦。阪神に16ゲームもの大差をつけられ、独走Vを許した。
一方、二軍は強かった。去る16日に2年ぶり29度目のイースタン・リーグ優勝。2位に11.5ゲーム差の圧勝で一軍とは対照的な結果だ。
今季、「供給」「調整」「育成」の3つをテーマに掲げた就任2年目の桑田真澄二軍監督(57)は、「トリプルミッションを常に頭に入れて、勝利を追いながら、育成もしっかり両輪を回していくということをやってきた」と胸を張った。