巨人・坂本勇人&田中将大が現役続行へ…シーズン終盤でともに来季への好材料も
巨人の坂本勇人(36)と田中将大(36)の同い年コンビが揃って、来季も現役続行が濃厚だという。
坂本は今季、開幕から不調が続き、4月15日に一軍登録を抹消された。その後は復帰を果たしたものの、5月12日に再び二軍落ちとなった。一時は「限界説」も流れ、打率こそ.209とパッとしないが、最近は新境地を切り開いている。
いずれも代打として、13日の阪神戦で逆転サヨナラ打、10日の広島戦では八回に決勝犠飛、6日の中日戦では九回に同点打と、3試合連続で貴重な仕事をしている。今季の代打打率は.333。「代打の神様」というポジションを確保しつつあるのだ。
一方、21日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で日米通算200勝をかけて先発する田中将も、ここにきて復調気配を見せている。
昨オフに楽天から移籍し、久保巡回投手コーチによる「魔改造」を受けて臨んだが、4月3日の中日戦で1勝を挙げてからが苦難の道のりだった。5月1日の広島戦以降、8月7日のヤクルト戦で復帰登板を果たすまで3カ月もの間、二軍生活を強いられた。