「好色入道」花房観音著

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 元アナウンサーでジャーナリストの純子は、京都市長選を現地で取材する。選挙には純子がかつて勤務していたテレビ局のキャスター・各務原が京都の改革を訴え出馬。各務原に憧れジャーナリストに転じた純子は、改革に反対する勢力のスキャンダルを探る。その標的は、京都の政財界に人脈を持つ僧侶の秀建だ。純子は後輩の新聞記者・森繁の力を借り、秀建に接近する。

 1週間後、秀建から食事に誘われた純子は、集まった有力者たちの眼前で陵辱されてしまう。秀建は純子のたくらみに気づいていた。森繁も彼らの仲間だったのだ。その時に感じた屈辱と女の喜びが忘れられない純子は、数日後、各務原から求婚され動揺する。

 古都を舞台に終わりのない人間の業と欲望を描くエンターテインメント。

(実業之日本社 740円+税)

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