『イエスタディ』複雑で陰影のある情感を込める曲作りの普及も功績の1つ
アルバム『ヘルプ!』(1965年8月6日発売)③
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■『イエスタデイ』②
ではこの『イエスタデイ』、どこが名曲なのか。どんな音楽的要素が名曲たらしめているのか。
もしかしたら、名曲だと段階的に認められていった昭和の時代には、このような問いが不要だったかもしれない。ただ「イエスタデイ=名曲」という前提が説明なしに確立している現代においては、あらためて「ゼロから」説明しておく意味もなくはないように思う。
名曲性の1つ目。まずはメジャー(長調)とマイナー(短調)の交錯。
この連載でも、いくつかの曲について「メジャーかマイナーか分からん」的コメントをしてきた。1つの曲の中にメジャー/マイナー=明/暗を織り込み、複雑で陰影のある情感を込める曲作りの普及も、ビートルズによる功績の一つだと思う。
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