完全な密室状態で凶器もなし──探偵vs仕事人の対決ミステリー「盾と矛」方丈貴恵著
「盾と矛」方丈貴恵著
K&K探偵事務所に殺人事件の捜査協力の依頼がきた。辺ぴな温泉地の別荘の浴室で間宮慎太朗という男が殺されたのだが、その家は扉にも窓にも鍵がかけられて完全な密室状態だったという。
間宮は着衣のまま浴槽の傍らに倒れていたが、なぜかパンツをはいておらず、パンツは洗濯機の中から見つかった。死体の横に表玄関の鍵が落ちていた。複製が難しい高級品で、新品のように輝いている。間宮の頭には丸みのあるもので殴られた痕があるが、現場の岩風呂は角や縁が直角に作られているし、凶器は見当たらない。
探偵の霧島央太郎と草津正守が、「必ず無罪にする仕事人」ヒミコと対決するミステリー。 (KADOKAWA 2090円)


















