レイダースと契約の松沢寛政、日本人初NFL選手になれても「4試合でクビ」「戦犯扱い」の茨の道

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 米ハワイ大学でプレーする松沢寛政(27)が日本時間26日、NFLのラスベガス・レイダースとドラフト外新人として契約した。

 契約期間はドラフト外では異例の3年。今週末から実施される新人を対象にしたレ軍のミニキャンプに参加し、約100人が参加するサマーキャンプ、プレシーズンゲーム(オープン戦)でパフォーマンスをアピールし、53人の開幕ロースター入りを目指す。

 キャンプ、オープン戦では当初の参加者から半数近くが解雇される厳しい生存競争を強いられる。仮に松沢が開幕ロースター入りを果たし、日本人初のNFLの舞台に立てたとしても、さらに茨の道が待ち受ける。

 松沢のポジションは、ボールを蹴ることを専門とする「キッカー」。試合やプレーを開始する際のキックオフ、タッチダウン後のプレースキック(PK)、攻撃側がキックで得点を狙うフィールドゴール(FG)を担う。NFLのキッカーはPKやFGを成功させて当然という風潮があり、高い成功率を求められる。シーズン序盤であっても、連続して失敗したり、成功率が9割に満たない選手は容赦なく、戦力外通告を受ける。

 実質的な下部組織である室内で行うアリーナフットボールリーグ(AFL)、カナディアンフットボールリーグ(CFL)には、NFL入りを目指す若手、復帰をもくろむベテランがチャンスをうかがっている。キッカーは故障以外で最も入れ替わりの激しいポジションだといわれる。17年にロサンゼルス・チャージャーズに松沢と同じドラフト外で入団した韓国出身のキッカーであるク・ヨンフェはFG成功率50%(6分の3)にとどまり、わずか4試合に出場しただけで解雇された。

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