岩手山林火災で東京ドーム340個分が焼失…温暖化で延焼拡大リスク上昇と専門家が強く警鐘
被害は拡大し続けている。
岩手県大槌町の山林火災が発生してから、28日で7日目。各地から集まった緊急消防援助隊約1200人や自衛隊などが消火活動にあたっているが、いまだ鎮圧は見通せていない。町は人口の3割にあたる1558世帯、3257人に避難指示を出している。
焼失面積は27日午前6時時点ですでに、1618ヘクタールにまで広がった。東京ドーム約340個分に相当し、山林火災では平成以降2番目の規模の被害となっている。ただ、27日は午後2時から発災後初めて雨が降り、きょう(28日)にはまとまった雨が降る見込み。ようやく延焼の勢いに、少しはブレーキがかかりそうだ。
岩手県では昨年2月にも、大船渡市で大規模な山林火災が発生した。焼失面積は約3370ヘクタールで、平成以降で国内最大規模の被害となった。
■地面がカラカラ
なぜ同じ地域で、立て続けに大火事が発生しているのか。三重大大学院の立花義裕教授(気象学)は、「岩手県はもともとリスクが高い地域です」と、こう続ける。
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