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消費増税に間に合わない企業続出 「ベア実施」の真実

 大手企業を中心にベア実施が相次いでいる。大メディアは、4月の消費増税で増える家計負担をまるでベアでまかなえるかのように報道しているが、本当にそうか。

 何しろ、ここ10年ほど、サラリーマンはベアと無縁だった。日本を代表する優良企業、トヨタ自動車にしてもベア実施は6年ぶり、ローソンは12年ぶりだ。外食産業に勤める20代社員は、「ベアそのものを知らなかった」と言う。

 ベアは定期昇給とは異なり、物価上昇分などを考慮して給与に上乗せするもの。中小の機械関連メーカーが多く加盟する「ものづくり産業労働組合」(JAM)の集計によると、17日時点で回答のあった398組合のうち、ベア実施は198組合。平均額は1630円(月)となっている。

 ただ妥結したからといって、4月の給料からベア分が上乗せされるとは限らないのだ。

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