米国が追加緩和を牽制…日本経済「ハイパー円高」突入の恐怖

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 株価を下支えしてきた円安基調がガラリと変わりかねないと、金融市場が警戒を強めている。

「9月以降のドル円相場は、1ドル=120円前後で安定していた。ところが、ここへきて為替相場を揺るがす重要ニュースが立て続けに飛び込んできた。それも、ハイパー円高を誘発しかねない内容だけに不安です」(市場関係者)

 震源地は米国だ。ルー財務長官が債務上限(国債発行枠)に関し、「11月3日までに上限を引き上げなければ、国債がデフォルトしかねない」などと書いた書簡を有力議員に配布したのだ。

 米債務上限問題は毎年のように浮上するが、最後は「引き上げ」で決着する。とはいえ、2011年には問題が深刻化し、大手格付け会社が米国債の格下げに踏み切ったことで、世界同時株安を誘発した。

「それだけに侮ってはいけません。米国債のデフォルト懸念は、ドル安(円高)要因です。問題が長引くと円高進行の可能性が高まります」(株式アナリストの黒岩泰氏)

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