12年半ぶり124円台…円安がトリガー引く「国債暴落」の危険度

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 28日の東京外為市場は一時1ドル=124円20銭近辺まで下落し、約12年半ぶりの安値をつけた。すでに市場は年内1ドル=130円を当然視している。

「急ピッチで円安が進んでいる理由は、日米の金利差です。米FRBはこの秋にも利上げに踏み切る予定です。対して日本銀行は、2度目の追加緩和を行う可能性が高く、金利差はさらに拡大する可能性が高い。しかも、アメリカ経済は上向きなのに日本経済は停滞したまま。1ドル=150円、1ドル=180円と円安が進行してもおかしくありません」(民間シンクタンク研究員)

 さすがに、麻生財務相も急激な「円安」を警戒し、「望ましくない」とコメントしている。実際、このまま歯止めなく「円安」が進んだら、「株」や「国債」が暴落するのは必至だ。経済評論家の斎藤満氏がこう言う。

「投資の大原則は『強くなる通貨の国に投資しろ』です。為替差益だけでも儲かりますからね。逆に言うと“日本円”のように通貨が弱くなっていく国に投資すると、ドルに替える時、損を出してしまう。これ以上、急速に円安が進むと外国人は日本株を買いにくくなるでしょう。怖いのは、国債の暴落です。1割を保有する外国人が“含み損”が出る前に売りはじめる恐れがあります」

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