ファンケル 島田和幸社長<3>カリスマ創業者から受けた薫陶

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 島田和幸がファンケルの社長になったのは今年の4月だ。入社した2003年からは管理部門にいて、13年に常務、グループサポートセンター長になってからは会長に復帰した同社の創業者、池森賢二にいちばん近いところで働き、薫陶を受けた。

「創業者は2013年まで10年間、引退していたのですが、会社の成長が鈍ったと感じたので、陣頭指揮を執ることにしたのです」

 池森の指示は「まず店舗を立て直そう」だった。2013年当時、170店の店舗があった(現在は約200店舗)。池森は島田を呼んで、告げた。

「店の力が落ちている。立て直すには店舗スタッフの給料を一律2万円、上げよう」

 島田は驚いた。店舗で働くスタッフの給料を平均で毎月2万円引き上げると、年間で3億円近くかかってしまう。本部長だった島田にしてみたら、すぐには実行できない施策だった。何とか実現に向けて動きだしたのだが、1週間後、再び池森から問われた。

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