著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

わずか200人の日本兵陣地に5万発の銃弾が浴びせられた

公開日: 更新日:
アリューシャン列島アッツ島で死亡した日本軍兵士の遺体(1943年9月=ACME)/(C)共同通信社

 アッツ島の守備隊2600人余の日本兵は、1万2000人余のアメリカ軍兵士を相手によく戦ったといえるだろう。戦闘はほぼ19日間にわたって続き、日本軍はいわば精も根も尽き果てた状態になった。食糧も弾薬も尽きていく。山崎部隊には旭川の第7師団第26連隊の兵士らも含まれている。彼らの同… 

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