アイホ女子はスウェーデン戦の白星が“本当の五輪初勝利”
アイスホッケー女子の5~8位決定予備戦に回った日本(世界ランキング9位)は18日、スウェーデン(同5位)と対戦。
第2ピリオド2分に先制するも、その5分後に追いつかれ1―1で延長戦へ。4分すぎに床亜矢可(23)のミドルシュートがGKの左脇の下を抜けて決勝ゴール。2大会連続3回目の五輪で過去未勝利だったが、これで今大会2勝目。20日は5位をかけてスイス(同6位)と戦う。
2勝目とはいえ、五輪初勝利となった14日の「コリア」戦は、開催国枠で参戦した韓国(同22位)と北朝鮮(同25位)の合同チーム。そんな相手を4―1で下しても、「歴史的な初勝利」とはいえない。
アイスホッケー女子は1998年長野大会から始まり、2002年のソルトレークシティーからカナダが4連覇中。近年のスウェーデンはレベルは下がったものの、02大会銅、06年銀の実績を持つ。この日の白星で日本の選手たちは、やっと、「五輪で初勝利を挙げた」と胸を張れる。