ますます広がる「おひとりさまビジネス」 約4割を占める単身世帯数が強力プッシュ

公開日: 更新日:

 1人で居酒屋で飲む、レストランで食事する、喫茶店でコーヒーを飲む……。筆者にとってはごく当たり前のことなのだが、いま飲食業をはじめ観光、ホテル・旅館業などさまざまな業界でおひとりさまを歓迎する「おひとりさまビジネス」が広がっている。

 例えば、焼き肉を食べたい時、1人で行きにくいのが焼き肉屋だが、「焼肉ライク」(本社・港区)では、カウンターに1人1台のロースターが搭載され誰にも気を使わず自分のペースで食べられる。

 また、1人でラーメン屋に入りづらいという人向けに、九州・博多を本店とし、全国80店、海外にも出店しているラーメン専門店「一蘭」は、個室のような両側を仕切られた「味集中カウンター」がおひとりさまの女性に人気だ。

 ネットでひとり旅を検索すると、「1人で泊まれる温泉旅館」「おひとりさま限定ツアー」「エステ、マッサージ付きのおひとりさまホテル」などおひとりさまを対象にした旅行プランがめじろ押し。旅行評論家で経営コンサルタントの瀧澤信秋氏が「おひとりさまビジネス」の広がりをこう述べる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明