演技構成の食い違い 羽生結弦は五輪後にコーチと“決別”か

公開日: 更新日:

 男子フィギュアスケート羽生結弦(23)が、16日のショートプログラム(SP)で111.68点をマークして首位に立った。自身が14年ソチ大会の同種目でマーク(101.45点)した五輪記録を更新し、故障した右足首の不安を払拭してみせた。

 会心の演技にカナダ人コーチのブライアン・オーサー氏(56)と笑顔でハグ。リンクでこそ、師弟の絆は揺るぎないものに見えるが、実はとっくに2人の関係は冷めきっているという。

 14年ソチ五輪で金メダルを勝ち取った2人の関係に亀裂が生じたのは14年12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)。羽生は同年11月のGPシリーズ中国杯で、地元選手と衝突して、顎の下を縫うなどの大ケガを負いながら、中国杯以降も出場を続けた。GPファイナルを前にコーチからの「体への負担の少ない構成に変えよう」との提案を聞き入れず、2種類の4回転ジャンプを実施して連覇を果たした。

 羽生に近い関係者によれば、「この時を境に2人の間にすきま風が吹くようになった」という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  2. 2

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  4. 4

    W杯最終予選で「一強」状態 森保ジャパン1月アジア杯ベスト8敗退からナニが変わったのか?

  5. 5

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  1. 6

    指が変形する「へバーデン結節」は最新治療で進行を食い止める

  2. 7

    ジョン・レノン(5)ジョンを意識した出で立ちで沢田研二を取材すると「どっちが芸能人?」と会員限定記事

  3. 8

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 9

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  5. 10

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も