「83 1/4歳の素晴らしき日々」ヘンドリック・フルーン著、長山さき訳

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 83歳のヘンドリックはアムステルダムの老人ホームで暮らしている。毎月第3月曜には文化的な催しがあるが、タダだから聴きに来る程度のシロモノだ。

 ある日、文化が施設内にないなら施設外に求めようと、反乱グループ「オマニド(年寄りだが死んではいない、の意)」クラブを結成した。

「アルコール飲料は、約束どおり1人2杯までとするよう、ご留意ください」という張り紙が掲示されたが、そんな約束をしたことはない。

 酒も飲めば、恋もする。高福祉国家オランダの、反骨精神旺盛な老人のスラップスティックな日常を描く小説。

 (集英社 2000円+税)

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