“逃げ恥”快挙で続編も 総合視聴率で「ドクターX」上回る
やはり「逃げ恥」はすごかった──。
昨年のテレビの「総合視聴率」がはじき出されたのだが、ガッキーこと新垣結衣主演のTBS系「逃げ恥」の最終回が、米倉涼子主演のテレビ朝日系「ドクターX」の最終回を上回ったという。
総合視聴率とは、放送と同時に番組を見た「リアルタイム視聴率」に、録画で視聴した「タイムシフト視聴率」を加え、重複分を除いて、はじき出された数値だ。通常発表される視聴率よりも、よりリアルに見ていた人の数を知ることができる。
「通常の最終回の視聴率は『ドクターX』が22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、『逃げ恥』が20.8%でした。しかし、総合視聴率は『逃げ恥』が33.1%(タイムシフト16.9%)となり、『ドクターX』の32%(タイムシフト10.8%)を上回った。1.1ポイントの差ですが、約100万人以上の差が出たことになる。録画率が高いということは、家でテレビを見ることができない若い層に支持された証し。スポンサーにも影響が出てくるでしょう」(民放関係者)