“メジャー級捕手”の声も 石原慶幸が操るミットは変幻自在
投手は最初からコースを狙って投げようとすると、腕が緩んで振れなくなりがちです。岡田は速球に勢いがあり、制球はアバウトでも抑えられると石原は踏んだのでしょう。構え方で「この辺でいいぞ」というメッセージを送ることで、岡田は腕を振って投げられるようになりました。
一方、黒田博樹やジョンソンら制球力のある投手には、小さく構えて狙いをしっかりと示します。投手に合わせて思い切ったリードができるのが石原の頭脳派たるゆえんです。
石原はこんな話をしています。
「黒田さんのボールを受けることで勉強になっています」
今季は、内角を効果的に使い、ストライクゾーンの中で勝負するという黒田の投球術を生かしたリードで投手陣を引っ張っていると感じます。
私は普段、石原のことを「うーたん」と呼んでいます。私が現役最後の02年に、東北福祉大からドラフト4巡目で入団してきました。オランウータンに似ているということで、チームメートからそう呼ばれるようになりました。


















