“メジャー級捕手”の声も 石原慶幸が操るミットは変幻自在
今季15勝を挙げている助っ人のジョンソンが石原慶幸(37)について、こう言っていました。
「イシはメジャー級の捕手。打者の特徴を見てリードしてくれるし、彼のサイン通り投げていれば、大丈夫。アメリカに連れて帰りたいくらいだよ」
「連れて帰る」というのはジョークとしても、左腕エースのみならず、石原は投手陣から大きな信頼を得ています。それは、「構え」で投手にメッセージを送れる捕手だからだと思います。
今季、ドラフト1位新人の岡田明丈が先発した5月14日の中日戦(ナゴヤドーム)でのことです。石原は岡田の初球、真ん中気味に大きく構えました。それから20球、30球と球数を重ねていくわけですが、ストレートでも変化球でも、ミットの位置を真ん中からほとんど動かしませんでした。
これは、岡田にできるだけ楽に投げてもらいたいという石原流の「気遣い」だと受け止めました。
この試合、岡田は一軍に再昇格したばかりでした。その前に登板した4月28日のヤクルト戦では、1回もたずにKO。制球を乱して4四球を与えたのが要因でした。


















