エ軍大谷は代打で三振…因縁の相手オスナにリベンジならず
前日の借りは返せなかった。
エンゼルス・大谷翔平(24)は26日(日本時間27日)のアストロズ戦はベンチスタート。1―3と2点を追う九回2死一塁に代打で登場したが、因縁の相手にリベンジはならなかった。
相手のマウンドは、前日の試合で腰付近にぶつけられた救援右腕のオスナ。この試合でサイ・ヤング賞右腕バーランダーから14号2ランを放ったことへの報復行為をした相手との再戦に、大谷はいつも以上に気合が入ったのだろう。打席では終始、厳しい表情を崩さず、初球からフルスイング。150キロ超の速球で追い込まれると、最後は低めの変化球にバットが空を切る。一発が出れば同点に追い付く好機で、相手に封じ込まれ、大谷は思わず天を仰いだ。
同地区のライバルであるアストロズとは、今季残り4試合。オスナも含めて好調ア軍投手陣から結果を残したいところだ。
なお、この日の試合前、ソーシア監督は、大谷があす(日本時間28日)、非公開で実戦形式の投球練習を行うと発表。指揮官は「全てをチェックしたい」と話していることから、投手復帰に向けて最終テストになるとみられる。