実戦投球にメドも…大谷“二刀流復帰”は医療スタッフが阻む

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 二刀流復帰に向けてギアを上げてきた。

 右肘靱帯部分断裂で打者に専念しているエンゼルスの大谷翔平(24)が、実戦形式の練習に登板することになった。

 18日(日本時間19日)のレンジャーズ戦の試合前、ソーシア監督が明らかにした。20日以降、アリゾナ州テンピのマイナー施設で投げさせるという。エンゼルスは21日からアリゾナで、対ダイヤモンドバックス2連戦がある。つまり大谷をチームに帯同させながら、同じアリゾナにあるキャンプ施設で、マイナーリーガー相手に実戦に即した投球をさせたいということだ。

 大谷は18日、敵地アーリントンで行われたレンジャーズ戦の前に復帰後4度目の投球練習。捕手を座らせて約20球、投げ込んだ。

 ソーシア監督は大谷の投手復帰について「目標にしている時期はある」と話し、今季中にもメジャーのマウンドに立たせるとしている。

 大谷は手術を回避し、保存療法である「PRP治療」を選択した。患部は完治しておらず、今後も常に再発のリスクはつきまとうだけに、指揮官は「メディカルスタッフとともに、彼の進捗状況を見ていく必要がある。順調な仕上がりを優先したい」と話し、最終的には球団トレーナーの判断に従うとしている。

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